豆知識|マレーシアの民族

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マレーシア 民族

典型的な多民族国家であり、服装も宗教も思想も髪の色も全て異なる民族が混同して暮らすマレーシア。

マレー系、インド系、中華系が大半ですが、パジャウ族、イバン族、カダザン族といった、“オランアスリ”と呼ばれる先住民族なども沢山存在します。

イスラム教を信仰するマレー民族が大多数を占め、約65%、併せて中華系が26%、インド系が7.5%という内訳です。それぞれの民族が独自の言語、生活習慣、民族衣装、宗教、食生活といった文化や伝統を守りながら生活を営んでいます。

原則的にそれぞれの民族は融合することはありません。

互いの民族は、不可侵、不関心のスタイルを取り、尊重した上で共生しています。この尊重がバランス良く機能し、マレーシアの社会が発展しているのです。

混血によるマレーシア民族

あらゆる民族から成り立っているマレーシアの民族は、20世紀初頭に移民してきた男性民族と、現地の女性民族の間で結婚してできた、混血の民族も存在します。

「パパニョニャ」はその典型で、中華移民系の男性とマレー女性との間にできた民族です。生活様式や宗教は父、言語や食生活は母と独自の文化形成をしています。

かつて植民地系支配者となったポルトガル人の子孫は、「ユーラシアン」と呼ばれています。

ラテン系の陽気な血の影響か、音楽や絵画に才能を持っている人が多いです。海洋国家の子孫として、漁師やシーフードレストラン経営者といった海に関する仕事をする人も多いようです。

インド系民族でマレー人女性と結婚、ヒンドゥー教を受け継いでいる人は、「チッティ」と呼ばれています。チッティでイスラム教を信仰している子孫は、「ママッ」と呼ばれます。

マレーシアの全人口の6割を占めるマレー人

観光でも仕事でも、実際そこで生活をするのであれば尚更、マレーシアでは人口の6割を占めるマレー人と関わることが多くなります。

マレー人はほぼ全員がイスラム教徒といっても良いでしょう。金曜日の午後になると、正装したムスリムの男性がこぞって礼拝に向かい、女性は「トゥドゥン」と言われる、目しか露出しないスカーフを巻き、豚肉を食べないのが彼らの生活習慣です。

こういった文化や宗教を知っておくのも、マレーシアで調査を行う上では大変重要な事です。

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